

登山筋トレで登山力を飛躍的にアップさせる方法とは?
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登山は体力や筋力が必要なアクティビティであり、山頂を目指すためにはしっかりとした準備が欠かせません。この記事では、”登山筋トレ”をキーワードに、効率的に登山力を高める方法について詳しく解説します。正しい筋トレで足腰を鍛え、スタミナを強化することができれば、初心者から上級者まで安全かつ快適に登山を楽しめるでしょう。

今回は登山に必要な筋トレついて詳しく解説します!
目次(クリックでページまでジャンプできます)
登山に必要な筋肉とは?

登山では全身の筋肉を使いますが、特に次の部位が重要です。
下半身(脚部)の筋肉
下半身の筋肉は登山時の動力源です。具体的には以下の筋肉が重要です。
- 大腿四頭筋:膝の伸展をサポートし、登山中の体重を支える
- ハムストリングス:膝を曲げたり、踏み込む際に重要な役割を果たす
- ふくらはぎ(腓腹筋、ヒラメ筋):登りや下りで安定したバランスを取る
体幹(コア)の筋肉
体幹の筋力が弱いと、長時間の登山でバランスを崩しやすくなります。
- 腹筋:体の安定性を保つために重要
- 背筋:背中を支え、長時間の歩行時に姿勢を維持する
上半身(腕と肩)の筋肉
急斜面や岩場で手を使う場面では、上半身の筋肉が必要になります。
- 上腕二頭筋・三頭筋:体を引き上げたり支えるときに使用
- 肩周辺の筋肉:ザックを背負いながら登山する際の負担を軽減
登山筋トレを行う際のポイント

ストレッチとウォーミングアップを怠らない
筋トレを始める前にストレッチで体をほぐし、怪我のリスクを減らしましょう。特に下半身と体幹のストレッチが重要です。
登山に特化したトレーニングを選ぶ
筋トレは登山に適した内容で行う必要があります。次に紹介するトレーニングを取り入れると効果的です。
登山におすすめの筋トレメニュー

スクワット
効果:下半身全体の筋力を鍛え、登山時の踏み込みや登りに必要な筋力を強化します。
- 足を肩幅に開き、膝がつま先より前に出ないように意識して下ろす。
- 10回×3セットを目安に行いましょう。
ランジ
効果:太もも、ふくらはぎ、お尻の筋肉をバランスよく鍛えることができます。
- 片足を前に出し、膝が90度になるまで腰を下ろす。
- 左右それぞれ10回ずつを3セット行います。
プランク
効果:体幹を鍛え、バランス能力を向上させます。
- 両肘を床につけ、つま先で体を支える。
- 30秒から1分を目標に行いましょう。
ヒップリフト
効果:お尻の筋肉を強化し、下り坂での膝への負担を軽減します。
- 仰向けになり、膝を曲げた状態で腰を持ち上げる。
- 10回×3セットを目標に行います。
カーフレイズ
効果:ふくらはぎを鍛え、登山時の足の疲れを軽減します。
- つま先立ちになり、ゆっくりと元に戻す動作を繰り返す。
- 15回×3セットが目安です。
筋トレと有酸素運動を組み合わせる

登山筋トレだけでなく、スタミナを向上させるために有酸素運動も重要です。
ランニング
ランニングは心肺機能を高め、長時間歩くための持久力を養います。週に2–3回、30分以上を目標に行うと効果的です。
階段昇降
階段の昇り降りは登山の動作に近く、効果的なトレーニングになります。
自宅やジムで階段を使い、15分以上を目標に継続しましょう。
登山筋トレを続けるためのモチベーション維持

目標を設定する
具体的な山の目標を設定し、それに向けてトレーニングすることでモチベーションが上がります。
仲間と一緒に行う
トレーニング仲間を作ると、継続しやすくなります。グループでの登山トレーニングもおすすめです。

登山筋トレは、安全で楽しい登山を実現するために欠かせないステップです。下半身、体幹、上半身のバランスよく筋肉を鍛え、有酸素運動を組み合わせることで、どんな山でも挑戦できる体力が身につきます。日々のトレーニングを続け、自然を満喫できる登山ライフを手に入れましょう。
